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現代における戦争についての雑考(3) ー 戦争ではなく、虐殺では?ー

2015.08.04(22:18) 299

現代における戦争についての雑考(3) 
ー 戦争ではなく、虐殺では?ー

 クリスマス休戦について、興味を持ったのは、双方の兵士たちが個人意志によって、クリスマスということで戦闘を休止し、交流した、ということ。そして、それを軍隊の命令によって禁止した、ということである。第一次世界大戦は1914年に始まった。現在より100年前の話であるが、いわゆる近代化が大きく進んだ時代でもあった。
 兵器の大幅な発達によって、個人単位の戦闘が基本であり、個人の能力によって左右された戦争は、圧倒的に兵器や戦略に左右される戦争に変化したであろう。拳銃の発展、戦車の登場、大砲、毒ガス、航空機による戦闘など。それまでの戦争とは大きく変化した残酷な戦争の姿が登場したのでは無かろうか。西部戦線において、絶えず続く緊張感の中において、ドイツ軍の兵士たちもイギリス軍の兵士たちも精神的に疲弊しきっていただろう。
 また、それはただ単に戦闘が激しかった、というだけではなく、近代に現れた兵器の発展によって、戦争は人と人との「戦闘」ではなく、互いの「虐殺」という事態が現れた、と言えないだろうか。そうした状況の中で、「戦闘」に対する何とも言えない虚無感に襲われていたのではないか、と感じる。自らの家族や国を守るため、という思いに基づいて、闘いへと向かっていったであろうが、それを潰しても余りある現実に誰もが押しつぶされていった。そんなところに起こった奇跡がクリスマス休戦であったのだろう。

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 ※ 記事内容とは、まったく関係ありません

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