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泣いて帰ってきた息子から

2015.07.17(14:50) 295

小学生の息子Aが学校から泣いて帰ってきた。

話を聞くと、BくんがCくんのお尻を蹴っていたので、
「やめなよ」と注意をしたところ、Bくんが「蹴っていない」と主張し、
Dくんも「蹴っていない」と、Bくんに同調したことが許せなくて、
泣いて帰ってきたらしい。

ただならぬ泣き方であった息子Aに対して、
「Aもいじめられたの?」と聞くと、そうではない、と言う。
ただ、そのことが許せなくって、泣いて帰ってきたとこと。

アベ首相であったら、蹴られていたCくんの側について、
反撃すべきだ、と述べるのであろうか。
また、蹴られているCくんにも落ち度があったから、
仕方が無い、とでも述べるのかも知れない。

国と国との関係と友人関係では、
まったく話は違うかも知れない。
しかし、倫理や道徳的レベルでは同じではなかろうか。

蹴られていたCくんが日本だとして考えてみたら、どうだろうか?
反撃できないのだから、息子AはアメリカのようにBくんを助けて、
反撃するべきだろうか。

では、Cくんをアメリカだとして考えてみたら、どうだろうか?
中東において、アメリカはただ攻撃された立場だっただろうか。
アフガニスタン侵攻、イラク戦争のとき、
アメリカはBくんのように、ただ攻撃されただけであろうか。

平和を実現するためへの行動とは、
正しさを振りかざし、倒すことではなく、
まず間違っていることを間違っているという行動から始まるのではなかろうか。
そして対立を解消するためには、攻撃ではなく、
あくまで中立的な立場に立って、
考え、行動することが大事なのでは無かろうか。

そして、憲法9条を持つ日本は、
国家として、そのような歩みを目指すべきでは無いだろうか、と考えている。

息子Aは、こんなことを言っていた。
「一番悲しかったのは、Dくんがウソに同調してしまったこと」

イラク戦争は、大量破壊兵器がある、という理由によって、
アメリカとイギリスによって始められたが、結局見つからず、
イラクという国では多大が犠牲が出た。誰がその責任を取るのだろうか。

また、日本もそのアメリカに協力したが、その間違いには
責任はない、という立場らしい。
この場合、日本はDくんに当てはまるかも知れない。

そして今、自衛隊が国外へ出ることが
具体的な可能性を持つような状況を迎えて、思うことがある。

もし、自衛隊員に犠牲者が出た場合、その責任を負う人たちは、
その責任をしっかりと受けとめることが出来るだろうか。
また、もし自衛隊員が派遣された先で、その国の誰かを殺めてしまったとき、
どのようなことが起こるのか、責任を取ることが出来るだろうか。

昔、ある政治家が「人の命は地球よりも重い」という発言をしたことがある。
極端な譬えであるが、1人の人の生命によって戦争が起こることもあり、
その戦争が核戦争に発展し、それが連鎖的に拡大していったとしたら…。

息子Aは、友だちの関係における理不尽な事実に泣いて帰ってきた。
ただ慰めることしか出来なかったが、
そんな息子の姿に大切なことを教えられたような気がする。

1507blogN - 1


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